友の命日
- 皆川 義廣
- 2022年8月17日
- 読了時間: 1分

本日は仲良かった大学の後輩の命日です。
7年前に癌で亡くなりました。
命日とは、人が亡くなった日のことです。
これって不思議だと思いませんか?
命が無くなった日なのに“命日”です。
一説によると、もともと「冥土へ行った日」で“冥日”と書いていたようです。
この「メイ」を、“冥”から、読みが同じである“命”に変えた人がいたようです。
こちらの人生の役割分担を終えて、あっち(あの世、天国)の世界で“命を貰った日”という意味で“命日”です。
なんと壮大なロマンでしょう。
ですから白い死装束は、実は“あっち”で生まれる時の産着だとも言われます。
そしてもう一つ、残っている者たちが、亡き人のことを自分の人生に照らし合わせて、
自らの人生を、命を考える日としての“命日”でもあるような気がしてなりません。
友よ、酒好きタバコ好き女好きな破茶滅茶な生き方だったけど、大好きだったよ。
あっちでも楽しんでるかい?
おいらも今を楽しんでるよ。