ハチ公の命日
- 皆川 義廣
- 2023年3月8日
- 読了時間: 2分

今や世界的に著名な像となった東京・渋谷駅前の忠犬ハチ公、今年で生誕100年を迎える。
11年余の生涯の後、この秋田犬は約90年も愛され続けました。
本日3月8日は、そのハチ公の命日です。
そんな、ハチの史実の一部をご紹介します。
1923年11月10日 秋田県大館市で誕生。
1924年1月 渋谷区に住む上野英三郎・東京帝国大農学部教授に引き取られる
1925年5月 教授が外出先で急逝
その後、代々木に住む教授宅出入りの植木職人に引き取られ、ハチは渋谷駅に通った
1932年 かつてのあるじを慕う様子が新聞で紹介され、一躍、有名に
銅像の建立計画も進み、募金も集まった
1935年3月8日 ハチの命日 駅前での葬儀には十数人の僧侶が読経し、多額の香典も集まった
1948年8月15日 二代目ハチ公像 除幕式
翌月には犬好きとして知られたヘレン・ケラーが訪れ、像に触れた
闇市の雰囲気漂う街から、高層ビルの林立する都会への変貌を見守ったハチの像。
激動の月日の中、かけがえのない存在との平凡な日常の大切さを教えてくれる。
そして、たとえ共にいた間は短くとも、はぐくまれた絆は断ち難いということも。
「ハチ公の物語を後世に伝え、その縁で人や自治体、企業をつなげていければ」と大館市観光課の田鍋さん。
ハチが語り継がれる世は平和で穏やかに違いない。
〜日経新聞3月6日号より〜
たった1年一緒にいた主人を亡くした後に、10年も渋谷駅で待ち続けたハチ公。
ハチ(HACHI)と絆(KIZUNA)
我が愛犬エルは8歳で虹の橋にいきましたが、家族との絆は永遠です。