名作「素晴らしき哉、人生!」は友人、家族の大切さに気付くことのできる映画です。
そんな登場人物から出てくるセリフは希望を感じられ、信じる力が湧いてきます。
「一人の人間の人生は、大勢の人生に影響を与えているんだよ」
ジョージは天使のクラレンスに自殺を止められ、そこでジョージは「生まれて来なければよかった」と言います。
そのことを聞いたクラレンスは、ジョージに「ジョージがいない世界」を見せるんです。
その世界では、ジョージが愛した街をポッターが支配し、友達も母もジョージのことを知らず、叔父は精神病棟に入院している絶望に満ちた世界でした。
その世界を見たジョージにクラレンスは「一人の人間の人生は、大勢の人生に影響を与えているんだよ」と言うのです。
自分がいない世界で大勢の人生が変わっているのを目の当たりにしたジョージは、自分の人生の素晴らしさに気付き、それを教えてくれたのがこのセリフです。
ジョージは、この言葉を受け人生の素晴らしさに気付き「もう一度生き直したい」と言います。
このシーンはしょうさんやご家族にこそ見て欲しいところです。
この世に「生まれてこなければよかった」人はいません。
そして必ず誰かに愛されています。
クリスマスの時だけではなく、いつでも見て欲しい映画の一本です。